日々是暇

時間への納得

2月になるとだいたいみんなこう言います。

もう1ヶ月終わっちゃったよ~

何にも否定できない呟き。

大事なのは、この言葉にどの様な感情を乗せたか。あまりに早すぎるという、時間が過ぎていくスピードへの戸惑い、後悔なのか、はたまた1月にもう少し進みたいことがあったのか。

僕もどちらかというと「早い」とは思う。さすがに「まだ1ヶ月しか経ってないの!?」とはならない。36年も生きてれば、人生において新鮮なことは減っていき、その分だけ相対的にスピードは上がっていると感じる。

でも、だからと言って「無駄に過ごした!」「時間よ戻れ!」とも思わない。時間の速度に対する悲壮感は無い。この気分をどう表現しようか考えた結果、「納得」が1番しっくりくるかなと。

「こういう1日」が7日あって、「こういう1週間」が4〜5周過ごせば、まぁ1ヶ月は経つよなと、そう思える1月を過ごしたし、そう思える2023年を過ごした。

それにはスクラップ帳という日記を毎日刻んでいるのも大きいと思う。今日1日の世界(と自分)を記録する。手を伸ばせばいつでもその日の世界(と自分)を振り返れる。

あと、登山は大きい。これはすごく個人的な感想ですが、登山の記憶は本当に消えない。新しい場所で新しいものを見続けることは大事だと思うし、そうし続けられているのは幸せだと思う。

自分の過去を振り返れば、その過去分の時間を納得できる、そういう1年、1週間、今日1日を刻み歩きたい。

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