昨日の競馬場で、後輩の口から「上板橋」の地名が出た。高校時代を過ごした板橋区の下町。
卒業以来21年ぶり、東武東上線を下車してみる。

脂っこい(それ故に美味い)回鍋肉を出してくれた商店街の中華屋はなくなっていた。

コロッケ(お金があるときはチキンカツ)を買い食いしていたお肉屋さんは閉まっていた。
僕たちのニキビの原因を作っていた食べ物たちは無くなっていた(代わりのものがどこかにあるんだろう)。

スターウォーズのボトルキャップを集めていたローソンは歯医者になっていた。

そんな風景を見ながら、SUM41の“Still Waiting”を聴きながら歩く。そんな彼らも今年でバンド活動を締めくくる。

駅前南口は再開発になるらしい。
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寂しいとかじゃない(いや、ちょっと寂しかったかな)。終わった物語と、終わる物語と、これから始まる物語を、まだ終わらない物語(僕)が通り過ぎていく、そんな散歩だった。