日々是暇

富士吉田という町①

富士山が大きすぎる。

南の方角の景色を巨大な山体が占めている迫力たるや。この山に対して信仰が生まれない方が無理というものかもしれない。

ところで、この町に2日いて気づいたことがある。

富士山を正面に向くと上り坂に、富士山に背を向けると下り坂になる。

……当たり前に思うでしょうか。僕としては町自体が同じ方向に傾斜するというのは新鮮なんです。それも一つの山が町の地形を決定してしまっているのは、稀有な現象じゃないでしょうか。(本当かどうか、この町の人はあまり自転車に乗らないらしい。どこへ行くにも、坂道が発生してしまうから……)

富士山は一合目からが富士山じゃないんだなと。この町全てを包み込む巨大な山体がさらに浮き上がってくる感覚だった。

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