日々是暇

波を眺めて

朝起きて、近くのセブンイレブンでコーヒーと新聞を買い、また近くの砂浜にサーマレストを敷いて、贅沢なカフェを完成させる。

海で生活していると、海をこういう風に使う人なんていないだろう。僕も2週間もいたらやらなくなるんじゃないか。慣れというのは、在るものが見えづらくなるのかもしれない。

新聞が読み終わったら、あとは始業の時間までぼーーーっと海と波を眺める。

一定のリズムの波。引いて、寄せて、リズムが変わったと思えば、それも一つの大きなサイクルでのリズムの一部のようで。

打ち寄せる波に意思はない……いや、それが宇宙規模の大きな意思なのかもしれない。ただ、それに従って、引いて、寄せるだけ。

マルチフラクタルといったか、どんな小さな事象(イレギュラーに見えるもの)も、引いた目で見れば大きなサイクルの一部だという。

僕という人ひとりの存在も、大きな循環のほんの一部なのかもしれない。あまりに小さすぎるけど、それでも循環をつくりあげる分子ではある。

心のなかの何かが波にさらわれていったみたいだった。

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