日々是暇

首里の馬

「破局」目当てで買った文藝春秋9月号ですが、今週読書時間が空いたので、今期の芥川賞同時受賞作である「首里の馬」も読んでみることに。

あらすじ……なんだろう?沖縄にいる孤独な未名子(今打ち込んでみて何ていう漢字だと思った)が、順さんの沖縄の地域資料館を手伝いながら、世界(宇宙)中の孤独な人々とクイズを通してコミュニケーションする……特殊な2つの仕事を往復しながら、資料館が無くなった後の島の記憶を、宇宙的な思想で解決する……まぁ、これは個人的な忘備録程度に。普通に描くと特殊な日常生活だけなのですが、最後が壮大なので表現しづらい。

で、どうだったかと言うと、個人的には「破局」よりも好きだった。孤独と孤独が繋がり合って、記憶を永遠に、世界のどこかへ解き放つ作業は少なからず感動した。

だらだら読んでいたらあっという間に通り過ぎてしまうし、無意識だと全然理解できない。ある程度能動的になる必要があって、苦手な人が多いのも理解できる。でも、芥川賞ってこういうものだよな~と思った、2作品でした。

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