日々是暇

MINAMATA

日本の四大公害、水俣病を、アメリカの写真家、ユージーン・スミスの視点から捉えるドキュメンタリータッチの作品。

後に夫人となるアイリーンと水俣に乗り込んだユージーン。ときには暴力などの妨害を受けつつも、LIFE誌から水俣の真実を世界へ発信する。

いきなり締めのようなことを書くと、忘れてはいけないこと、見たくないことを、映画は思い出させ、教えてくれる、そんなことの再確認だった。

クライマックスと言える、朋子(映画ではアキコ)と母親の入浴シーンは、公害のの恐ろしさと同時に美しさをたずさえた、ものすごい映像、写真だった。この写真を知れただけでも、この映画の価値は大きかった。

最後は世界各地で起きた公害が連続で映し出される。人の「想像」には限界がある。少なくとも僕個人の想像力では他人事の域を出ない。だから、見て、読んで、少しでも「理解」に近づくことが大事なんだな。

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