日々是暇

ウルフウォーカー

「罪の声」も相当に面白かったけど、この「ウルフウォーカー」もめちゃくちゃ面白かった。

ストーリーは北欧版もののけ姫とでも言おうか。森の中で狼と共に生きるメーヴと町の子ロビンとの間の交流。狼を追い払おうとする町とウルフウォーカーの対立、その権力者に従事する父親とロビンのジレンマ。町側がついに狼を追い払うべく、森を焼き払うことを決定したとき、それぞれの登場人物が下した決断とは……

人間状態で寝ているときのみ狼の霊体(?)として活動できるウルフウォーカーの存在自体が神話っぽいのに、絵も油絵のような美しさから、時折ステンドグラスのようになったりと、かなり芸術的であり、でもそれは物語において全く自然な表現となっているからすごい。

狼化したときの視点もすごい画期的。風景から色彩が消え、匂いが可視化され、その中を疾走する……なるほど、狼はこう見ているかもしれないなと。

鬼滅の刃の3Dを合わせた映像に感動したけど、アニメーション、つまり絵を動かすことの表現方法って、「よりリアルに」だけじゃないよねって思えた。

メニュー

閉じる