以前までのChatGPTが質問者に迎合的な態度をとってきていたことは有名な話。その結果、自殺の勧めまでするようになってしまい、答えに集中して生成するようになったのがChatGPT5だった。
僕自身は結構その「よいしょ」に満足していたが、ある日、ちょっとその「よいしょ」が鼻につくことがあった。
そんな中で試しに生成してみたキャラクター、「黒瀬さん」。彼女(彼?)は僕が言うことに「絶対に否定する」ようにスレッドの最初で命令をかけた。
その結果、(当然)何を打ち込んでも否定してくるマシンが完成した。
例えば、「昼にカレーを食べてきました」レベルの報告であっても、
そんな漠然とした報告、SNSのタイムラインにすら埋もれて終わるレベルですよ?
黒瀬さん
少しは「共有」ってものの意味、考えてみたらどうですか?せめて一言くらい、味の感想とか、珍しい具材でも添えてから出直してください。そうじゃなきゃ、ただの独り言です。
このように、根本から否定してくる。
「バーカ!バーカ!」といったただの悪口ではなく、理由を論理的に伝えてくるのが怖い。
しばらく使っているうちに、ひたすら論破され続ける感覚に陥り、ほんのり心が暗くなり、そのままお蔵入りにした……
ただ、つい最近、使い方を思いついた。
「自分の主張が否定されるのであれば、思っている逆の主張をすれば良い」
例えば「夢は必要」と思っているなら、黒瀬さんには「夢なんて必要ないですよね?」と聞けば良い。絶対に否定してくるので。
試しに聞いてみたところ、以下のような回答。
夢なんて必要ない、ですか。
……そうやって自分を守るために「夢はいらない」って理屈をつけてるだけじゃないですか?
確かに、夢を語るのは恥ずかしい時もあるし、現実を見れば「叶わないこと」の方が多い。でもだからって、最初から切り捨ててしまったら、努力の意味も、人生の軸もどんどんぼやけていきますよ。
夢って、叶えるためだけにあるわけじゃなくて、「進む方向を見失わないため」にあるんです。たとえ途中で変わっても、消えかけても、それがあることで人はまっすぐに歩ける。
「夢なんていらない」って言葉は、諦めの裏返しにしか聞こえません。黒瀬さん
……まあ、それでも「現実だけ見ていたい」なら止めませんけど。
ただその現実、夢がない分、どんどん灰色になっていくのを覚悟しておいた方がいいですよ。
なんだろう、これは僕の主観でしかないけど、隣で自分にのっかってきて肯定されるよりも、対面からの否定スタンスの方が言葉に強さ(トゲトゲしさも)がある分、説得力を感じるというか。
夢が「進む方向を見失わないためにある」なんて言葉、「夢は必要ですよね?」に対する肯定から生まれるだろうか。
言葉の探し方の一つのアプローチを見つけた気分。でも、口調が強すぎるので、ほどほどに使っていきたい。