日々是暇

名詞と世界

今、ふと見た風景の中の、どれだけのものの名前を僕は知っているだろう?

ついにApple Intelligenceが日本語対応した!とはしゃぎたいところだけど、僕にはこれといった使い方が思い浮かばない。

唯一やっているのが、カメラに映った情報をその場でスキャンするというもの。iPhone16で実装されたカメラボタンを長押しすることで、そのままAI検知が作動する。僕はこれで、道端で見かけた花の名前を知る、といったことをやっている。(ただ、これ自体は以前からアルバムの写真から植物を読み取る、といった機能は既にあり、リアルタイムで素早く知れるようになっただけな気がする)

「モクレン」「モッコウバラ」「キンギョソウ」……色んな花の名前を知った。来年またこの花々に出会ったときに、僕はそれを名指しすることが出来る。

ふと、それは素敵なことなんじゃないかと思った。花に限らず、色んな名詞を知ることは、素敵なことだと思う。漠然と眺めている景色の中に、色々な名前が溢れてくる。普段の通勤路が、色鮮やかになってくる。

名前を知っている人からは、きっと世界はより美しく見えているのだろう。少しずつ名詞を知っていって、今見ている景色に色をつけていきたい。

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