「PERFECT DAYS」に影響されたのは否めない。平山さん(役所広司)がフィルムカメラで日常を撮影して、休日に現像しに行くルーティンはとても気持ち良かった。
ただ、それだけじゃなくて、以前から「一日一枚」のフォトアルバムを作りたいと(毎年)思っていた。その日がその日と分かる一瞬を積み重ねていけば、文字のいらない日記になるんじゃないかと。
それをデジカメやスマホでやろうとしていたのですが、まぁ、やらない。撮って画面で眺めれば、もう出来た感があり、現像なんて習慣にならない。家にはポリプロピレンの空のフォトアルバムが残っただけだ。
その点、フィルムカメラなら、否応なく現像が必要になる。何を撮ったかを確認したいなら、現像。この必要性が、フォトアルバムを可能にするんじゃないかと。
そういうわけで、昔、修学旅行とかのお供だった富士フィルムの「写ルンです」でも買おうかと思っていたら、まさかの売り切れ。入荷予定も未定。
うっすら「一周まわって今フィルムカメラが人気」みたいな話は漏れ聞いた気はするけど、ここまでとは思わなかった。

なので、それよりちょっとお高めの、KODAKのインスタントカメラを買ってみた。軽くてデザインも良い。
「一日一枚」という制約も厄介なようで良い感じ。「その日を象徴するシーンしか撮ってはいけない」は「その日を象徴するシーンを一日の中に作れるか」ということで、昨日よりちょっと違う今日を作ろうというモチベーションにもなる。
無印で300枚入りのフォトアルバムまで買ったので、三日坊主にはならないようにしたいところ。
P.S.買うにあたって、フィルムカメラで撮られた色々な作例を眺めていたけど、中には昭和の下町、キンチョーの看板、ボンカレーの広告、といったいかにもレトロな被写体があったけど、それは元からレトロなもので、「レトロに写せる」を表す作例じゃないと思うんだけど、どうだろう。