日々是暇

紅白歌合戦2023

毎年やっているというほどでもないけど、個人的な紅白歌合戦の忘備録を。

実家でじっくりテレビを見る年末年始。視聴率が過去最低の29.0%と31.9%になろうが、普段音楽を映像で観る機会のない僕は見続けるであろうと思う。

そして今年も紅白は「良かった」。過去最高かもしれない。

正直、前半はそこまでパッとしなかった。曲はそれぞれ良いんだけど、コンサートの録画を家で眺めているような、特別感とかお祭り感が少ないな~と。Xでは「予算が足りないのでは?」なんて言われてるし、そういうことなのかなとか。

それでもmiletとMAN WITH A MISSIONのコラボは間違いなく前半のハイライトだったし、LE SSERAFIM等の韓国勢もキレッキレだったし、今年はまったりでも良いかと納得しかけてた。

それが変わったのは個人的には10-FEETか。間奏で「The Birthday、チバユウスケ!」と叫んだのにグッときて、サマソニで観たNewJeansが続き(韓国は年末に歌番組無いのかな?)、クイーン&アダム・ランバートの専用ライブ映像、星野源とSuperflyの安心感のあるクオリティ、世代で突き刺さったポケビ&ブラビ、京都本願寺の能舞台を贅沢に使ったAdoの生ライブ映像(予算の何割かはこれに使ってしまったんじゃないか)……ここまでも怒涛だし、そこからもあいみょんで泣く浜辺美波にうるっときたり、石川さゆりの津軽海峡冬景色は「今ここは紅白だ」という様式美として機能している(大好きでもある)し、泣きそうになりながら歌う有吉にまたもらい泣きしそうになったり……

からの、YOASOBIの「アイドル」。もう、間違いなくこれでした。

オープニングを彩ったアバンギャルディからしてもう「あ、この演出すごい」って思ってしまった、感情ガバガバの評価なのですが、そこから坂道グループやらNewJeansらK-Pop勢が続々登場して「アイドル」を振りつける。歌詞からすればちょっと皮肉にもなるのだけど、鳥肌立つくらい壮観だった。後から知ったのだけど「地下アイドルの天使と悪魔」でミーム化されていたらしい橋本環奈とanoのポーズからのハートも、かなりセンス良いなと思った(そう、NHKは「センスが良い」)。

「YOASOBIをもっと観せろ!」という批判も、まぁ、さもありなんという感じだけど、個人的には紅白でしか成立し得ない稀有のステージだったと思う。受信料を払っている親に感謝。

と、そんな感じで、大トリの福山雅治とMISIAを無視しているかのようですが、当然お二方とっても上手かったんですよ。それでも、それらがアンコールのように響いてしまった程に圧倒的だったYOASOBIでした。来年(今年)も楽しみにしているし、それに向けてしっかり音楽を聴いていこうと思う。

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