サマソニの話から派生して、最近考えていること。
音楽で大事なのは、楽器が鳴り、人が歌を発し、その振動が体を包み込む、その肌触りじゃないかと。(ライブなんだから五感とするところだけど、ありきたりだから触覚にフィーチャーしてみた)
音に触れる。本来、録音技術が生まれる前まで、音楽は常に奏でる人と聴く人の対面で成立していたと思う。必然、音楽はライブだった。
それが、録音出来るようになり、個々人にイヤホンが与えられた結果、音楽は再生機器と鼓膜のみのやり取りになった。(この結果、ダイレクトに聴覚を楽しませるわかりやすいメロディが好まれるようになった、というのは個人的な予想)
体全体で聴いたものは心へも届きやすい。鼓膜だけで聴いていたBlurがいまいちピンと来なかったのが、ライブを観て曲が立体的になり、こんなに多幸感に包まれていた音楽だったのかと再発見させられた。CIMAFUNKなんてライブで初めて聴いたのだけど、おそらく音源だけでは全く理解出来なかっただろう。
五感で楽しんでこそ音楽だけど、その体験をするための機会は限られており、故に高い。もう少しカジュアルに音楽を楽しみたいのだけど……そうなると、自分でやるしかないのか…?