「シスジェンダー」、英語で書くと「Cisgendar」。「Cis-」はラテン語で「こちら側」という意味らしい(それはそれで感じ悪いな)。
ご存知、「トランスジェンダー」という言葉が使われて久しい今日、性自認と身体が一致している人のことを「シスジェンダー」と呼ぶようになった、らしい。
この問題に踏み込むほど火中の栗を拾いたくないというか、「まぁ、みんな幸せになれば良いよね」程度に済ませておくことにして、「シスジェンダー」という言葉が感慨深かったという話。
今までは自分で「ぼくは男です」ということなんてなかった。わざわざ性別を主張しなくても、どう見ても男だから。性自認と身体が不一致な方だけに「トランスジェンダー」という言葉が与えられていた。
ところが、これからは性自認と身体が一致していることは普通ではない、のかもしれない。そこに普通は存在しない、2つの区分が存在する。「トランスジェンダー」と「シスジェンダー」。「普通」という大きな箱はもはやなく、みんなもれなくいずれかの箱に分類される。
これからの世界、「普通」は減っていくかもしれない(普通の人間すぎて、もはや何が普通なのかすら認識できてないけど…)。「normal」の反対が「abnormal(異常)」であり、差別になる可能性があるにおいて、「普通」という言葉はタブーになるんじゃないか、とか。
色々問題はあるけど、トランスジェンダーという言葉が、それに対する言葉が生まれるくらい 社会に浸透していること自体 は、良いことなんじゃないかな。