日々是暇

醤油・あの時代の自己顕示欲

スシローで醤油の容器を舐めた少年に、スシローが請求するのは6700万円。衛生を毀損された、その店舗・ひいては企業イメージが崩れたことへの対価はこうなった。

誰が悪いと言われたら、少年に間違いない。ただ、1%くらいの同情があるとすれば、この時代に対して。

あの時期の男子なんていったら、目立ちたがり屋で、どうやって面白いことをして周りの目を引こうかということに、躍起になる……タイプもいたでしょう(僕もその1人)。

その中のごく少数は、こういう行動をとってしまっていたと思う。今も、昔も。

ただ、昔はスマホもSNSも無い時代だったから、それがバレたとしても、店側とのやり取りで済んでいたと思う。そこに第三者の眼は(あまり)届かず、当事者同士で解決していたと思う。

しかし今は全員が世界につながるツールを持っている。一対一の出来事に、不特定多数の無数の眼が参加してくる。

醬油さしをなめることまでは理解できないけど、持っていれば悪目立ちの延長線上でSNSを使ってしまうの人がいること自体は理解--というか想像できる。

逆に、SNSがあることによって自己顕示欲をこじらせた可能性も高い。

そして店側も、SNSによって被害が大きくなってしまった。1店舗の衛生が、企業全体のイメージを損ねてしまった。

どちらも時代によって拡大された加害者・被害者なのかもしれない。

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