日々是暇

国境の夜想曲

シリア、レバノン、トルコ……その国境付近でのドキュメンタリーというか、なんというか。

ストーリーは特にない。ただただ、そこで営まれる人間模様が映し出されていく。

釣り人、川の流れ、遠くに銃声、夜の繁華街、電力不足、夜景を楽しむカップル、遠くに銃声、女性で編成された部隊、小さい弟たち、夜明け前から猟を手伝うバイトをする長男、それを起こす母親、難民キャンプ……

交互に映し出される、僕たちと普通の生活、同じ空、自然、その隣に残酷……

特にメッセージは語りかけてこない。ただただ、世界にこういう生活をしている人がいること、その現実を伝え続ける。

そんな中、ストレートに過酷さが伝わってくるのが、ISISに生活を破壊、虐待された子供たちのカウンセリングのシーン。絵を描いてもらい、その場面を説明してもらうのだが、これが映像なんかよりもよっぽど怖くて。つたない絵と言葉からあふれ出る残酷。

今日も日本で平和に暮らしている、その同じ空の下で、死と隣り合わせに、それでも僕たちと同じ生活をしている……今のところこれ以上もこれ以下もうまく言葉にできないけど、そういうことを思わせてくれる映画だった……全然意味わかんないな。見てほしいです。

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