日々是暇

新幹線と旅と時間

岩手からの帰り、さすがに夜行バスを使うと明日の仕事に響くと思われたので、新幹線を使った。

久しぶりの新幹線はいまだに慣れないくらいのスピードで。ちょっとうたた寝している間に福島を縦断してしまっていたり。さっきまで盛岡にいたのが嘘かのように東京に着いた。

凄まじく速く、素晴らしく便利。車だったら、あそこからどこか夕飯に寄りながら、あるいは最初からもう一泊増やしてどこかに泊まりながら帰ってきただろうな……と考えていたところで、あれ、それも楽しそうだなと。

その楽しい時間は、新幹線によって消えていないかと。

新幹線のスピードは移動時間を短縮して、時間をつくるためのもの。時間を作った結果、旅の時間は失われた。

時間はトレードオフ。なんのために、どの時間を消してどの時間を増やすか。減らした分をきちんと他で活かせているか。そんなことを考えた、新幹線。

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