バージニア大学のとある研究。
レゴブロックで出来たベッド。しかし足が1本しかない。これじゃ安定せず寝られない。
足は10円で1本追加できるが、どうする?
という問題に、多くの人が「30円払って足を4本にする」という答えに流れてしまう、らしい。
僕はそもそもトークテーマが「引き算」だったから、「1本の足をとって安定させる」に思い至ったけど、初見でこの問題を出されたらどう答えていたか……
現代人は足し算をとりがちで、引き算が苦手
「文化、生育環境によると思う~」と、中野信子さんは今日も良い感じにひねくれていたが、自分で考えるにつれ、やっぱり僕も御多分にもれず引き算は苦手かもしれないなと。
「実は引き算の方が頭を使うので、無意識に敬遠してしまう」という意見にも納得。
日本的な考え方もあるかもしれない。足し算をした方が「やった気」になれる。足し算をしている姿勢の方が褒められやすい。
最近、似たようなことで足し算引き算のジレンマに陥ったのが、マジック・ザ・ギャザリング(アリーナ)だ。
あるコンセプトのデッキを思いつき、上手く回っているときは良いのだが、何かしらの障害にぶつかったときに、それの対応策として新しいカードを入れてしまう。ただ、デッキの理想は60枚なのだが、どのカードも捨てがたく見え、じゃあ多少多くても良いかと足し算のままやったら、(確率が減って)思うようにカードを引けずに結局負けてしまう……足し算による負のスパイラル。実はより研ぎ澄まして他の機能を排除した方が、より素早い動きで勝てたりする。
「勝ち方を決めてから取捨選択をする」これはカードゲームの鉄則の話。人生においてはどうか。
人生における勝敗……まぁ、個人的にはあまりここに「勝ち負け」の概念を入れたくないのですが、それでも「自分がどうありたいか」は各々あるだろう。
軸がないと引き算はできない。
軸がないところから引き算をすると何もなくなってしまう。
上は岩崎教授の言葉。なりたい自分にどこまで近づけるか、いつまでそうあれるか。そこには選択すべき引き算もあるだろう。
色々とリンクして考えがまとまらなくなってしまったが、「引き算が苦手」という自分を意識することは、大事かもしれない。
P.S. と同時に、引き算に特化した人を何人か思い出したけど……人間としては、付き合っていてあまり面白くはなかったなと……「余裕」「余白」まで引き算してしまわないように気をつけたい。