今夜は皆既月食。ということを前日に知った。それもスーパームーンの皆既月食を日本で完全に見られるのは何十年ぶりなんだとかで……最近そういう謳い文句は耳タコだけど、期間限定に弱い人間としては一応は見ておきたい。
で、20時にアラームを鳴らして夜の散歩に繰り出した。近くに浅川という大きな川があり、それを南北につなぐ橋からは南東の方向が綺麗に見える。
で、時間には間に合ったのだけど……夕方くらいから出始めた雲が、完全に月を隠してしまった。薄い雲だから、満月で空が明るいことは分かるが……
まぁ、月は全く見えなかったけど、それよりも個人的に良いなと思ったのは、同じく月を観に来た親子、カップル、学生、会社帰りのサラリーマンが、みんな橋で立ち止まって空を見上げている風景。
コロナ禍で、各々に家で過ごし、各々で楽しむようになって久しい。シェアすることはあっても、そのときは自分ひとりだ。
無関係、不特定多数の大勢が、月を観ようと空を見上げていること。同じ目的で同じ動作をすること。これって実はかなり久しぶりなんじゃないか。
この感覚久しぶりだなと思って、前にこう言うのを感じたのってなんだっけと思ったら、ライブに近いなと。空を見上げるということでは花火大会にも近いか。同じ場所、同じ時間、同じ気持ちを共有することの、言葉にならないポジティブ性。忘れかけていた、とっても大切なこと。