日々是暇

どん底作家の人生に幸あれ!

せっかくキノシネマ会員になったので、とりあえず目星もつけずに今週末は「キノシネマで映画を観よう」ということにしていた。

上映中作品を眺めて___まぁ、これと言ってピンとくるタイトルは無かったのですが、タイミング的にちょうど良くやっていたのが、この「どん底作家の人生に幸あれ!」だった。

ハードルも何もなかった。あくの強いキャラクターたちとのてんやわんやの人生、ドタバタ劇、途中少しだけ眠くなったりもしたんだけど、終わりに近づくにつれて、なんとも形容し難い感動にじわじわと体を包まれてきた。

ディケンズの半自伝的な作品「デイヴィッド・コッパーフィールド」の映画。人生には色んなことがある。いろんな人がいる。山もあればどん底もある。それら全てが収束した今の自分でそれを語る。これから先も色々あるだろうけど、今はこうして幸せに人生を振り返っています___

ありがちだと思うでしょうか。確かにこういう作品は時代を超えて生み出されてきていますが、時代を超えて伝わる感動が確かにある。「この瞬間にこの人が笑顔で良かった」という、当たり前だけど大切な気持ち。

映像面でもプロジェクションを巧みに使った工夫も面白かった。僕は良い作品に出会えたと思った。

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