日々是暇

「知る」と「学ぶ」

羅臼岳に登っているときのこと。この山、この日は虫が多かったのか、腕のあちこちに様々な形の虫刺されが出来ていた。

で、思い出したのは、「北海道の山はダニが多いから、肌を露出しないこと」という、真偽は知らないけどそういう説。ダニの刺され痕がどういうものか分からないが、腕を露出したために刺されたのかな~とか。

長い山道を歩きながら考えてみた。その知識を「知って」長袖を着て刺されずに歩いた人と、知らずに半袖でダニに差されてしまった人、当然前者の方が備えていて賢明だと捉えられる。

ただ、このことで「学んだ」のはどちらかというと、後者なんじゃないかと。前者はあくまで知識止まりであり、学習をして得た体験の方が説得力が違う。そういう意味では、失敗者の尊さもあるのかなと。

あくまで死なない範囲でのこと。こういうことをぶつぶつと考えていた、ものすごく長い羅臼岳だった。

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