日々是暇

ブラッククランズマン

1970年代のアメリカ。黒人警官が白人至上主義団体であるKKK(クー・クラックス・クラン)に侵入して、その陰謀を阻止する、サスペンスであり娯楽でもあり、痛烈な社会風刺作品。

主人公ロンと相棒のフィリップが持ちつ持たれつでKKKの核心にまで侵入するのはスリルもありつつ、合間合間に当時のひどい人種差別をが垣間見えて、「なんてひどい時代だったんだ」……と終わらせないのがこの映画の妙で、ハッピーエンドかと思いきやKKKの集会のシーンから、急に現代の映像が流される。

トランプに、人種差別集会、差別撤廃のデモに突撃する車……「なんてひどい時代だった」ではなくて「なんていひどい時代なんだ」と。差別は全く終わっていないことを思い知らされる。ウィットにとんだ編集も素晴らしかった。

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